努力型東大勉強法と受験メンタリティー

努力型東大勉強法と受験メンタル

現役東大生の私が高2秋からの東大合格への過程や勉強方法についてまとめたブログです。

中学受験は親が勉強しろ!親が教えた内容だけではない効果

こんにちは。今日は親が行う中学受験という内容で話していきたいと思います。この記事を読むことで親が実際に子供と一緒に勉強をすることの大切さを実感できるかと思います。また、親が一緒に勉強をすることで。子供の勉強に対するやる気をあげると言ったことについても実感できるかと思います。

 

 

 

子供の勉強はスタートダッシュが大事!

子供の勉強のやる気は何で決まるでしょうか。これは間違いなく誰かに褒められるということではないでしょうか。例えばよく「いい大学に入って、いい企業に入るために勉強する」と言った言い回しを聞くことがあるでしょう。しかしそれは子供にとって理解しやすいことでしょうか。私はそうは思いません。少なくとも中学受験をしていた時は他人と競争したりする方が楽しいはずです。現に自分もそうでした。勉強をする中で、塾の友達と競争し、今のテスト何点だった?などと言った話をすることが楽しくて、ゲームのように取り組んでいました。子供はやっぱりゲーム(=競争)が好きなのです。なのでそう言った競争する環境に子供をおいてあげることが必要です。

 

さて、ここで問題となるのはなんでしょうか。競争はただ塾に入れるだけで楽しいでしょうか。そうではありません。例えばゲームでも負けてばかりいてはつまらないでしょう。勝てるようになることが必要です。ゲームなどは上限が決まっていることが多いですし、友達に追いつくことも簡単ですが、受験はそうはいきません。受験においては点数をあげることはとても難しいものなのです。なので強い状態で始めることが必要です。スタートダッシュを支えることでより良い精神状態で勉強を進めていくことができます。

スタートダッシュを支えるには

さて、スタートダッシュを支えてあげるにはどうすれば良いでしょうか。これは親が勉強を教えてあげて子供をなるべく良い状態で塾に入れてあげるのです。よく勉強の成績をあげるために塾に入れるといったことがありますが、そうではありません。子供に勉強を楽しくしてもらうために塾に入れるのです。そして他より少しでも、一教科でもできる状態で入った子供は自分に自信をもち、どんどん意欲的に勉強してくれるようになるでしょう。そしてその勉強を教えると言ったことは高学年になるにつれて難しくなるので、低学年のうちにやっていくのが良いのです。もっとも適切な時期は3.4年生であると私は考えます。というのも低学年すぎると教える内容に中身がなさすぎますし、3.4年生ぐらいからが塾のテキストなどもあり、教えるのに最適であると考えています。

 

じゃあ実際何をするの?

では実際に何をすれば良いでしょうか。全教科教えるなんてできない!と思われるかもしれませんが、そうではありません。全教科は教えなくて大丈夫です。男の子であれば算数、女の子であれば国語を教えてあげましょう。というのもこの2教科が受験においてもっとも重要になってくるからです。女の子もできる子であれば算数を教えてあげると良いでしょう。1教科柱となる教科が出来ることで、子供の自信は大きく変わります。もちろんその教科にのめり込みすぎてしまうこともあるかもしれませんが、それには目をつぶってまずは勉強を楽しくやってもらうことを最優先しましょう。

 

では実際に何をするかというと塾のテキストを買ってきて一緒にやってみるということです。これはテキストはどこの塾でも問題ないと思います。私は四谷大塚の予習シリーズを使用していました。このテキストに沿って、週に1つとは言わないまでも教えてあげると良いかと思います。特に4年生のテキストであればそこまで難しくないので、親のあなたのやる気さえあれば教えることができるはずです。わからない問題があればコメントいただければ回答します。そうは言ってもわからないよと言われる方がいるかもしれませんが、親ができないものは子供もできません。言い方を変えると、親がやろうとしないものは子供もやりません。親がやらないことを子供に強いるというのは間違っていると思います。なので大変だとは思いますが、予習をし、子供に教えてあげましょう。

 

親が勉強をするという意味

最後に親が勉強を一緒にするという意味について話して終えたいと思います。子供は常に親を見ています。親がやることを真似ることもあるでしょう。そう言った意味で親の行動は大事なのです。また他にも今まで一番多くの時間を共にしてきた親と一緒に勉強することが楽しいと感じてくれることもあるでしょう。そして何より親が一緒に中学受験を楽しむということが大事になってくるかと思います。難しいことかとは思いますが、一緒に頑張っていきましょう。わからない問題や相談などコメント欄でお待ちしています。また親の勉強法についてもこれから掘り下げていきたいと思っているので、チェックして頂けると幸いです。